2017年12月14日木曜日

師走 年末の気配


「自分らしさ」を大切にして形にする創作家 ささき まちこ です。

気が付けば、12月も半分 14日が過ぎ去りました。

2017年も残り16日を切っているこの時間帯。

皆さん、いかがお過ごしでしょうか?




師走という言葉の響きは、自然と「せわしい」イメージを

頭の中に描いてしまいます。

しかし、本当にそうでしょうか?



今まで必要とされていなかったのに、

急に忙しくなったり、予定が埋まっていくのは、

本当は誰かに必要とされているのに、

それに気づかないふりをしていたのが、

師走というキーワードでタガが外れて、

すんなりその他者からの要求を受け入れやすくなっているのでは?

私は最近、思うようになりました。



事実、誰からも必要とされない立場の人、

世の中から切り離されて生活している人にとっては、

お正月だろうが、大晦日だろうが、お盆だろうが・・・

何も変わらないのです。

寒いか、暑いか、気候の違いが違うくらいで、

たったひとりの世界には師走だなんて関係ないのです。



だからどうぞ、忙しい方は

自分を必要としてくれる人に感謝の気持ちを忘れずに、

誰かからのそのお願い・依頼を受け入れ、叶えてあげてください。

その誰かは、目の前にいるとは限りません。

顔も見たことのない、遠くにいる誰かかもしれません。


あなたは必要とされているのです。






暦のお話をします。

12月21日の頃は、「冬至」

陰の気が最も極まり、昼の時間が短く、長い夜が訪れます。

そして、この冬至を境にして、昼の時間が少しずつ長くなっていくのです。

参考書籍には「お天道様のお誕生日」と書かれている通り、

新しい太陽の周期に入るのです。



この季節がぴったりなのは、来年に向けて新たな一歩を踏み出すこと。

よく、新年明けてから・・・という抱負を聞きますが、

新年が明ける前に新しいことを始めて、

気持ちも身体もすでに切り替えてから、

最後に新年を迎える・・・時の区切りを迎える。

そういう順番がもしかすると本当の新年の迎え方なのではないかと思います。








冬至には、柚子湯に入り、小豆粥を食べる習慣があるそうです。

身体を芯まで温めて、栄養をつけ冬を越す準備を整える。


我が家は、家族が柚子の香りのバスグッズが大好きで、

季節関係なく柚子の香りのお風呂に入っているのですが(笑)

冬至の日は本物の柚子を湯船に浮かべて、

柚子のお風呂を楽しみたいと思います。



また、柚子、小豆、南瓜などが冬至に関連のある食物と言われています。

南瓜は別名、なんきん。

「ん」がつく食べ物は縁起のいい、「運」のつくものとされているそうで、

南瓜のほかに、金柑、うどん、蓮根、銀杏、人参なども

縁起のよい食べ物のようです。







また、大掃除で疲れた身体をお風呂で温める際には、

お風呂に日本酒や塩を入れて、身を清め温めるといいでしょう。

私は時々、岩塩にアロマオイルを少量垂らしたものを、

お風呂に溶かしてアロマバスに入ります。

アロマオイルのほかに、少量の日本酒も入れてみたいと思います。


塩と酒で身の穢れ(垢や汚れ)、心の穢れ・罪の穢れを洗い流し、

清々しい気分を保ちつつ、年越しの準備を進めたいです。





年越しのお蕎麦は、長い麺(蕎麦)のように長生き・長寿を祈るという意味と、

ネギもいれた蕎麦は、一年の労をねぎらう(労う)という意味が込められているそうです。

年越しそばには葱も忘れずに。

普段はこんなことをしています。



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