2017年5月24日水曜日

大久野島 ふたたび その2

「自分らしさ」をアクセサリーにする
Craft Creator ささきまちこです。




うさぎの画像を皆さんにご覧いただく前に
知ってほしいこと。

大久野島のウサギは
ペットショップで販売されているようなウサギとは違います。
当たり前です。

当たり前ですが、どこが違うか?
皆さんはご存知でしょうか?




自然の中に巣穴をほり、野生のウサギに近い人生を歩んでいます。

大久野島のウサギは抱っこできません。
背中や頭を撫でられることも嫌がります。


それから、小さな頃にカラスなどに襲われて、
ケガをしているウサギや、
体調不良で具合の悪いのが明らかなウサギも多くいます。


今回、私たちが出会ったウサギの中には、
決して健康ではない子がたくさんいました。

片目が膿み、片目失明していた子、
一枚の耳が割れて2枚に裂けた子、
換毛がうまくできず、毛玉になってしまい歩行困難になっている子、
くしゃみや咳、鼻水の症状がある子
(今回はウサギの風邪のような感染症の症状を非常に多く見ました)。


でも、目を背けないでほしいです。
本当にウサギが好きで、大久野島のウサギに会いに行こうとするならば、
そういう彼らの姿をちゃんと見てあげてください。


ケガや病気をしていなく、とても健康なウサギでも、
自然の中で生活しているので、
毛並みは悪いしガサガサしています。

今年生まれた子ウサギだけが艶やかで柔らかい毛並みをしていますが、
この子たちも時期にほかのウサギと同じように、
砂埃や雨風にさらされて、毛並みは悪くなります。


でも、そんなウサギでも小さな命であり、
彼らは一生懸命に生きています。








今回は私たちは事前に野菜や果物を用意していきました。

ウサギを飼ったことのある人はご存知と思いますが、
ウサギは人参が大好物というわけではありません。
食べ物の好き嫌いが結構あります。



野菜は
水菜やキャベツ、レタスなどを
2,3cmの大きさにカットしたもの。

人参は5mmの厚さでいちょう切りにしたもの。

果物は、
リンゴ、葡萄、バナナ、梨などを
5mmの厚さでいちょう切りや輪切りにしたもの。

これらを画像にある小さめのジップ袋に詰めました。




それからフェリーの切符売り場の売店で、
こちらのラビットフードも購入しました。


ウサギは、大きくわけて4か所以上のグループが分かれています。

1:フェリー乗り場の近く
2:そこから左手の道を行く道
(大久野島 休暇村の建物へ向かう道になります)
3:建物前の広場
4:建物を過ぎた広場
5:さらにもっと奥・・・


したがって、野菜・果物が入ったジップ袋は、
少しずつ入れた袋を3~4袋、用意します。

ラビットフードも同様の数、準備します。

ひとり当たりそれだけあれば十分です。







ウサギたちはしゃがんだ人の腿に、
前足をかけておねだりしてきます。

1羽1羽ごとに餌を口元に渡してください。

先にも書いたように好き嫌いがあるので、
食べない野菜はほかのウサギにあげて、
別の果物やラビットフードをあげましょう。









できるだけ平等に上げてほしいと思うのは
私だけでしょうか?

小さな子ウサギは可愛いですが、
大人のウサギもいい子ばかりですよ。

小さな子ウサギは、餌の食べ方がうまくいかなくて、
間違えてあなたの指を噛んでしまうかもしれません。

でも怖がらず、落ち着いてあげてください。






それから、あなたの背後に回り込んだり、
歩いているあなたのあとを一生懸命、追いかけるウサギもいます。

急に動いたり、
突然後ずさりしないでください。

あなたの後ろにもウサギがいないか、
充分に気を付けてください。





そして、ある程度餌を上げたら、
落ち着いてウサギの行動を観察しましょう。

ウサギは体力温存のため、餌がないとわかると、
すぐにOFFモードに入ります。










毛づくろいをしたり、
穴を掘って休んだり、
木陰に入ったり。

静かにそっと見守ってあげてください。

ウサギを追いかけたり、
無理やり抱き上げることはしないでください。





手羽先のようなポーズ
私のお気に入りのポーズです。

ぼーっとリラックスしている表情がたまりません❤




小さな子ウサギたちは、
無事に大きくなりますように。

今回会えたウサギたちも皆、健康で長生きできますように。

また次回、会えるのを楽しみにしています。




明日は、今回の旅行で食べたお料理や
ウサギ以外の風景などをご紹介します。

また明日。


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普段はこんなことしてます。





天然石を主な材料にアクセサリーを制作中です。
バナナクリップやバレッタなど、ヘアアクセサリー、
ドライフラワーを加工して植物標本など、幅広く制作しています。










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最後まで読んでくれてありがとう。
またね。





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