2017年3月1日水曜日

赤いピアスの行方 前編


「自分らしさ」をアクセサリーにする
Craft Creator ささきまちこです。

今日のブログは必要以上にセックスセックス、言うけど
嫌いにならないでね。






今年、上條淳士先生が描いたコミック「SEX」

誕生30周年を迎えます。


30年前と言えば、

世の中はバンドブームで、イカすバンド天国(イカ天)とか深夜番組で
これまで聞いたことも見たこともないバンドを知り、
音楽に心ときめかせていた私は、まだほやほやの中学生。



この頃すでに、The Street Slidersの存在を知り、
雑誌PATi・PATi や Rockin’On JAPANを読むことを楽しみに
中学校生活をやり過ごしていた。


毎日、規則正しく起き登校して、
決められた時間割通りの授業をおとなしく受けて、
まじめにノート取っていた時代です。
この頃の私は、非常にまじめで美術が得意な女の子だった。

そんなまじめな女の子が、
書店で「SEX」第一・二巻を予約注文するのは、すんごく大変だった(笑)
そんな、今となっては笑える思い出から30年が経過したんですね。



「SEX」が誕生30周年
上條先生、おめでとうございます。

3月10日までに漫画全巻ドットコムで を予約すると 全4巻を収納する描き下ろし美麗BOXもGETできます。


私がこのコミックを読むきっかけになったのは、
雑誌PATi・PATi の誌上で目に留まった、
上條先生が描かれてた The Street Sliders のイラスト。

カッコいいスライダーズの空気感が感じられる、
上條先生のイラスがまた、ほかにはない圧倒的な存在感でした。
これを機に上條先生のコミックを読み漁るようになりました。

そして、 The Street Sliders のメンバーふたりをモデルにした
登場人物、ナツとユキが出てくるコミック「SEX」があるという噂を知り、
コミックを探しだして、読んだのを覚えています。

ファンだったら読まずにはいられませんよね。





参照元:上條淳士「SEX」第2巻 39ページ 小学館



このコミックの中で主人公カホは、幼馴染ナツと、
赤いピアスをひとつずつ分け合ってつける、
「SEX」読者ファンの皆が憧れるシーンです。

ナツは物語の中で転校して沖縄へ行ってしまうんですが、


ちょうどこの頃、私には同じクラスにとても仲がよかった男友達がいて、
邦楽に関する情報交換したり、
よく休み時間は一緒にすごしていたんです。

互いのカセットテープを交換したり、
(まだ世の中の音楽がCDとして流通し始めたばかりのころだったw)
どっちがどのバンドのテープを買うか、
相談し合ったりしていたんだよね。

友達以上恋人未満のふたり、
いつかは・・・と思っていたら、
彼は2年生のバレンタインデーを目の前に長野へ転校しちゃったのです。

そりゃもう、必然的にカホに深く深く感情移入しちゃうわけです。





今年の2月9日に開催された「SEX」の30周年記念の関連イベントで、
上條先生のお声を聞いたり、表情を拝見していたり、
改めてコミックを読み返しているうちに、


『・・・私、アクセサリー制作をお仕事にしてんのに、
なんで今までこの赤いピアスを制作しなかったんだろう』


という、素朴でいたってシンプルな疑問にぶち当たりました。





ちょうど今年に入ってから、
一部のお仕事のサポートを依頼するようになっていた友人T氏も、
「SEX」・The Street Sliders が好きということもあり、
タイミングというか巡りあわせがあったのでしょう。

『YOU、ピアスを作っちゃいなよ』
某芸能事務所の社長のような(そんなわけないですw)、

『ピアス、作ってよ。どんなピアスになるか、見てみたい。』という
彼からのシンプルで超直球のリクエストが入り、
彼から背中をドーン!と押された格好で
赤いピアスを作ることを決意しました。


ってか、私もT氏もピアス穴が開いていませんからね。

ピアスが完成したらどうするのか?という問題は
この時まだふたりは気づかないふりをしていました。





コミックに出てくる赤いピアスを忠実に再現する。


突如、私はこのMissionが取り組むことになったいきさつです。
誰かから注文されたわけではなく、
いたって個人的で自発的な衝動でピアスを作ります。


さてさて、ピアスはどんな風に作られていくのでしょう。
赤いピアスの行方 後編へ続く・・・



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最後まで読んでくれてありがとう。

自分の使命かも!?と思いつつ、何事も真剣に取り組むのって楽しいですね。


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