2016年10月16日日曜日

季節で変わる日本の言葉



「自分らしさ」をアクセサリーにする


Craft Creator ささき まちこです。 




秋ですね・・・


芸術の秋、運動の秋、読書の秋、食欲の秋。

皆さんはどれを楽しんでいらっしゃるのでしょうか?







秋の収穫祭、パーティの楽しさ、華やかさをイメージさせる、

オレンジ色が鮮やかなスプレーバラ。







私は食欲の秋(笑)

栗が大好きで、秋限定のモンブランなんてたまらないですね!



毎日飲む、ミルクティーも少し肌寒くなる、この季節がより一層美味しく感じます。




食いしん坊の私ですが、私の好き嫌いは結構あります。

まず、アボカド、プリン、チーズケーキ、

・・・そして「おはぎ」「ぼたもち」











秋の食べ物と言ったら「ぼたもち」と思う方もいらっしゃるでしょう。



米粒の粒感を残して、ついたお餅のまわりに、

小豆を炊いてつくった餡をまとわせた食べ物。


米の粒感を残すように搗くことから、

「はんごろし」とも呼ばれるようです。




「はんごろしにしなさいよ」

よく、祖母が言っていたな(笑)



幼いころは近所に住んでいた祖母が、もち米を炊いて餅を搗き、

小豆をゆでて、あんも手作りしていました。


正真正銘の手作りのおはぎやぼたもち。




とてもとても美味しいのですが、

何せ、お餅の絶妙な粒感が残っているのが苦手で、

お箸できれいにあんだけをそぎ落として食べていました。









季節や地域制の違い、若干のマイナーチェンジで呼び方が変わるようです。




春: 春の彼岸に咲く牡丹の花に見立てて。

「ぼたんもち」「ぼたもち」




夏: 「夜船」 

 お正月のお餅と違い、作り方が違うところから、言葉遊び。

搗き知らず→着き知らず→夜の船はいつ着いたかわからない




秋: 萩の花が咲くころ、すなわち秋の彼岸に食べることから

「おはぎ」「御萩」



冬: 「北窓」

夏と同様の言葉遊び。

搗き知らず→月知らず→北向きの窓には月は出ない





春、秋の呼び方は知っていましたが、

夏や冬にも呼び方があったんですね。

日本語って本当に面白くて、美しい・・・






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