2015年12月10日木曜日

嵐のあと 中編

・・・前編からつづき

イベント『こだわり。vol.4』、ついに第一日目を迎える。
本当になんとか、イベントに出店できた・・・大きな安堵感。



会場に到着したら、まずはカフェの準備。
一度、ドリンクを作ってメンバーで試飲してみる。

おおよその時間や紅茶の味の確認。


最初のお客様をお待たせしないで温かいドリンクを提供するため、
長年の経験から、こうするのが自然と身についた。

クリスマスツリーのオーナメントのひとつずつに存在する意味があるように、
そういった小さな行動に意味がある。

心配りとはそういった見えないところからするものだと、
なにか旅館を舞台にしたドラマのセリフみたいだけれど(笑)


イベント開催中は、自分のブースの売上よりもカフェのドリンク提供が心配だった。
広くてきれいなキッチンでとてもうれしいけれど、
いろんな人が使うので、どうしても散らかって雑然とするキッチン。
結構、潔癖症なんだと、自覚した。



自分のブースはこんな雰囲気に仕上がった。


















今回はフランスアンティークの絵皿やポストカード、食器を中心に
グレーのおちついた色調に絞った。

天井のレールから円形のフレームを吊るして、
お買いものしてくださった方への特別プチギフトを吊るしてみた。


アンティーク切手をボルドーの厚紙に貼りつけて、
真鍮・ガラス製のミニフォトフレームに入れた。

グリーンやうぐいす色の細いオーガンジーリボンで
丁寧にひとつずつ、吊るしてみる。






ブログ前編で書いたのは、このミニフォトフレームのこと。


そう、これのために準備したミニフォトフレームを
自宅のどこにしまったかを長いこと思い出せなかった。


もしかしたら、自分が若年性認知症かと、真剣に悩んだ・・・
見つかって本当に良かった。

そして、予想以上に会場の雰囲気づくりに役立った。






いろんな方が今回はご来場いただいた。

毎回、イベントに来てくれる友人。
1年ぶりくらいにお会いする方。

8月の広島三越のイベントのお客様が偶然、イベントにご来場していただいた。
しかも二組のお客様・・・!

なかなか、お客様の顔を覚えることが苦手なもので、
本当はこちらが気づいて、お声掛けするのが一番なんだろうけれど、
本当に申し訳ないと思いながら、接客させていただいた。




しえるちゃん、可愛い差し入れをありがとう!!
すごく美味しかったよ!


福岡へ出張ででかけた旦那様からの差し入れ、
行列のできるパン屋さんのクロワッサンとともに。







そして、夕方が近づくとそわそわ。
17時過ぎたあたりで、仲間に残り2時間をお願いして、早退させてもらった。

ありがとう、実行委員の皆さん。
今回だけは甘えさせていただきました。



広島の平和大通りのイルミネーションはまだ点灯していない時間だけれど、
イルミネーション目当ての家族連れやカップルがとても多かった。

その人混みをかき分けるように、私は足早にあの場所へ向かった。








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