お正月、元旦の新聞を読みました。
実は恥ずかしいことに新聞をあまり読む習慣がなかったのですが、
せっかく手元にある有料の情報を無駄にしていると気づき、
それじゃ読んでみようと思ったのです。
新聞の第一面には、とても素晴らしいニュースがありました。
理科の授業や化学の授業で見たことがあると思います。
元素記号の一覧表・・・
高校生になったとき、化学の教科書の表紙の内側に、
この元素記号表があったことや、
最初の化学の授業で「元素記号をすべて覚える」という宿題・テストがあったことをよく覚えています。
・・・もう20年以上前のことですから、ほとんど忘れてしまいましたね(苦笑
なんと新しい113番目の元素を日本の理研が発見したことが正式に認められたという、
ニュースが元旦の新聞にはありました。
実は113番目以外にも、115、116、117、118番目の新しい元素も
海外の研究チームによって発見されていたのですね。
何も知らないって本当に恐ろしい(苦笑
話をもとに戻しますが、
113番目の元素は、亜鉛 Zn と ビスマス Bi を核融合して、50兆回の衝突を繰り返し、やっと元素1ひとつができるそうです。
人間の生きる世界では考えられない世界の現象ですが、
そもそも、この宇宙が生まれる現象ですら、人間の住む狭い世界の物差しでは計測できない次元のことですが、
そこから宇宙、銀河系、地球、生物が順々に生まれたのですから、当たり前のことですね。
人間の世界って本当に狭い・・・!
亜鉛は、人間が必要とする栄養素・ミネラルでも有名ですね。
よくサプリメントで亜鉛の名前や元素記号を目にします。
ビスマスは、あまり聞かれない名前でしょう。
鉱物がお好きな方は、人工的な結晶体としてのビスマスは、よくご存じと思います。
私も人工的な結晶体のビスマスを所有してます。
このビスマスの玉虫色の輝きと、まるで近代美術を思わせる幾何学的な形状。
ほかの鉱物には決してない美しさですね!
東京にある鉱物カフェでは、このビスマスの結晶ワークショップがあるとか・・・
ぜひ参加してみたいものです。
新しい世界がまだまだ私の知らないところに広がっているんだなと
こんなに小さな自分が悩んでいることが少しバカらしく思えてきました。
もっと私も私らしく頑張っていかないと!
そんな勇気をもらいました。
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